大正時代〜昭和初期に作られた宙吹金魚鉢　染付陶器台　浮き球のセットです。 とても稀少なセットです。 金魚鉢 上部は糸巻き紋が施されています。 底部にポンテ跡がございます。 ブラックライトを当てますと僅かにウラン反応がございます。 ポンテ跡とは… 吹き竿に口をつけて、竿先のガラス玉を膨らませます。 膨らんだガラスの底部分を形成して、そこに別の竿を付けます。 この別の竿を付けるときの溶着材として、溶けたガラスを少し竿先につけています。 その小さなガラス種をポンテといいます。 器の底部分にポンテ竿をつけたら、吹き竿をはずします。 吹き竿をはずした穴を広げて器の口縁に仕上げていきます。形が仕上がったら、ポンテ部分を切り落とし、ポンテ竿から外して完成となります。切り落とした時にできる底中央の丸い傷跡がポンテ跡とよばれています。 宙吹きガラスは、 型を使用しないため、世界でたった一つのオリジナルの作品が創り出されます。糸巻きガラスは、その美しい模様から人気のある紋様でヴィンテージアイテムとしてコレクターズアイテムにもなっています。 染付陶器台 金魚鉢の台ですが花器の台としてもご使用可能です。 吹きガラス浮き球 かきあげ文様の浮き球です。 ポンテ跡がございます。 「かきあげ文様」とは、柔らかな曲線を筆で書き上げるようなデザインが特徴の模様です。その模様は手作りならではの温かみがあり、量産品にはない独特の魅力を持っています。 経年の汚れはございますが割れ、欠け等ございません。 　 サイズ 金魚鉢 口径約28ｃｍ(一番広い部分)高さ約17.5cm 染付陶器台 口径約21ｃｍ(一番広い部分)高さ約11cm 浮き球 口径約8cm 実寸の為、多少の誤差はご了承下さい。 古い物ですのでくれぐれも画像で慎重にご判断いただき 古物に御理解いただける方のみ宜しくお願い致します。